2018年11月15日、IQVIAソリューションズ ジャパン株式会社(港区 代表取締役社長 宇賀神史彦)は、これまでにない協奏型のアプローチで、ライフサイエンス企業と医療従事者とのエンゲージメント構築をご支援する新たなソリューション、オーケストレイテッド・カスタマ・エンゲージメント(Orchestrated Customer Engagement:以下OCE)の提供を開始する運びとなりました。OCEは、医薬品の適正使用推進に際し、各医療従事者の診療活動へ最適なサポートを図る、ライフサイエンス企業向けの情報プラットフォームです。
これまでライフサイエンス企業は医療従事者に対して、営業アカウントなどの対面型やオウンドメディアなどの非対面型の多様(マルチ)なチャネルを駆使して活動してきました。
刻々と変化する医療現場では、診療上必要とする情報、そのアクセスやタイミングは医療従事者個々に異なってきます。一方、営業アカウント、マーケティング、コールセンターなどライフサイエンス企業の各ファンクションは高度に専門化してきたことで、保有するナレッジやノウハウが分断化されがちで、各医療従事者に対する組織横断的な協調が課題でした。
OCEは、企業内の情報アセットの統合化、ユーザーフレンドリーなインターフェース、そして業界初となる人工知能(Ada:エイダ)組込み型アプリケーションによって、ファンクション、コンテンツ、チャネル、タイミングの協調を図り、各医療従事者にとって最適と考えられる社内外のアクションアイテムが提案されます。OCEのOrchestratedは、交響管弦楽を奏でる演奏者の協調になぞらえており、演奏者である各ファンクションとあらゆるシステムや情報を駆使した「協奏」を実現するソリューションに由来しています。
情報のアクセスやチャネルが多様化し個別化が進む環境下で、OCEの活用による対面と非対面での最適なコミュニケーションを実現することで、くすりの適正使用推進活動が診療現場へと有効に展開され、医療の最適化に寄与できることを願っています。
IQVIA (NYSE:IQV)は、情報や革新的テクノロジー、及び臨床試験サービスを提供する世界的なリーディングカンパニーであり、データとサイエンスを駆使して、ヘルスケアに関連するお客様が患者様により良いソリューションを提供することに貢献しています。IMS HealthとQuintilesが統合することで誕生したIQVIA は、ヘルスケアの発展に寄与する医療情報、テクノロジー、分析力および人知による創意工夫を活用した幅広いソリューションを提供しています。私たちIQVIAは、お客様が新たなアプローチで臨床開発や製品の上市・販売を実現し、自信を持ってイノベーションに取り組み、いち早く有意義なヘスルケアアウトカムを実現できるようお手伝いします。世界100カ国以上で活躍する、およそ5万5000人の当社社員一人一人が、ヒューマンデータ サイエンスの実現に尽力しています。この、ヒューマンデータ サイエンスの原動力は「IQVIA CORE™」であり、ビッグデータ、革新的なテクノロジーと専門的かつ広範な知識に裏付けされた分析力とを結集した、実用的かつ唯一無二のインサイトによってこれらを可能にしているのです。
IQVIA は、患者様の個人情報の保護の分野においても世界をリードしています。ヘルスアウトカムを発展させるのに必要な情報を収集し分析する一方で、様々なプライバシー保護のための技術や安全対策に取り組んでおります。IQVIAが持つインサイトや実行力は、患者様の治療・治癒の実現を目指すバイオテクノロジー企業、医療機器メーカー、製薬企業、医学研究者、政府機関、保険者その他の医療関係者の皆様が、疾患や人間行動、サイエンスの進歩を追求するのにきっとお役に立てるものと考えております。IQVIAの詳しい情報はこちら(www.IQVIA.com)をご覧ください。日本向けのURLはこちら(www.iqvia.co.jp)
※IMS Health と Quintilesのグローバル統合ブランド“クインタイルズIMS”は、2017年11月6日(米国東部標準時)に“IQVIA”となりました。日本法人では2018年4月1日をもちましてIQVIAジャパングループとして、社名・ブランドを変更しました。
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